• "全国市議会議長会"(/)
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  1. 名護市議会 2018-09-28
    10月16日-09号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    平成30年第192回名護市定例会第192回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────────┐│招 集 年 月 日│       平成30年9月28日 金曜日 午前10時       │├─────────┼───────────────────────────────┤│招 集 の 場 所│         名 護 市 議 会 議 場         │├─────────┼───────────────────────────────┤│開       議│      平成30年10月16日 火曜日 午前10時0分      │├─────────┼───────────────────────────────┤│散       会│      平成30年10月16日 火曜日 午後4時23分      │└─────────┴───────────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席 26名 欠  席 0名┌────┬───────────┬───┬────┬───────────┬───┐│議席番号│    氏  名    │出 欠│議席番号│    氏  名    │出 欠│├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  1  │  島 袋  力   │ 出 │  15  │  翁 長 久美子  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  2  │  長 山 正 邦  │ 出 │  16  │  仲 村 善 幸  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  3  │  大 浜 幸 秀  │ 出 │  17  │  比 嘉 拓 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  4  │  吉 居 俊 平  │ 出 │  18  │  宮 城 安 秀  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  5  │  川 野 純 治  │ 出 │  19  │  比 嘉  忍   │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  6  │  石 嶺 康 政  │ 出 │  20  │  岸 本 直 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  7  │  仲 尾 ちあき  │ 出 │  21  │  金 城 善 英  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  8  │  金 城  隆   │ 出 │  22  │  大 城 秀 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  9  │  宮 城 さゆり  │ 出 │  23  │  岸 本 洋 平  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  10  │  宮 里  尚   │ 出 │  24  │  神 山 正 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  11  │  大 城 敬 人  │ 出 │  25  │  小 濱 守 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  12  │  東恩納 琢 磨  │ 出 │  26  │  比 嘉 祐 一  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  13  │  比 嘉 勝 彦  │ 出 │    │           │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  14  │   平  光 男  │ 出 │    │           │   │└────┴───────────┴───┴────┴───────────┴───┘ 署名議員       1番 島袋 力  2番 長山 正邦 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条第1項による出席者              市 長  渡具知 武 豊 政 策 調 整 官   祖 慶 実 季    総 務 部 長   金 城 秀 郎 地域政策部長    松 田 健 司    商工観光局長    小 野 雅 春 こども家庭部長   大 兼 康 弘    市民福祉部長    野 原 健 伸 農林水産部長    比 嘉 克 宏    建 設 部 長   長 山 儀 和 環境水道部長    伊 佐 嘉 巳    消  防  長   照 屋 秀 裕 商工観光局参事   金 城  進     選挙管理委員会   照 屋 貴史子                      事 務 局 長              教育長  岸 本 敏 孝 教 育 次 長   中 本 正 泰議会事務局出席者 事 務 局 長   岸 本 健 伸    次     長   宮 里 幹 成 議 事 係 長   奥 間  肇     庶 務 係 長   神 谷 智 子 議  事  係   宮 城  建     庶  務  係   宮 城 敬 吾 庶  務  係   上 地 利恵子    臨 時 職 員   名 嘉 洸 大 ○大城秀樹議長 おはようございます。ただいまより本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。10月15日付け、名護市代表監査委員より10月の例月出納検査結果について報告の文書がありました。 同日付け、港区区長より、港区公民館建設について文書がありました。 続きまして、先日、会派での選出依頼をお願いしていた広報広聴委員会委員の選任について報告いたします。議会運営委員会において、12名と決定し、各会派より選出された委員名を報告いたします。比嘉忍議員長山正邦議員大浜幸秀議員仲尾ちあき議員宮里尚議員比嘉勝彦議員神山正樹議員平光男議員川野純治議員翁長久美子議員金城善英議員吉居俊平議員、以上12名です。 正副委員長の互選につきましては、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。さらに、同条例第10条第1項の規定により、委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員会の招集日時及び場所を定めて、その互選を行わせることになっております。本日の進行ぐあいを見極めつつ、もしくは散会後、広報広聴委員会の正副委員長の互選をお願いしたいと思いますので、委員の皆様、対応方をよろしくお願いいたします。 日程により一般質問を行います。長山正邦議員、一般質問を許します。 ◆長山正邦議員 皆さん、おはようございます。議席番号2番、礎之会、長山正邦です。ただいま議長よりお許しを得ましたので、一般質問に移らせていただきたいと思います。その前に一言所感を述べたいと思います。去る9月9日の選挙では、私は初選挙となりましたが、非常に苦しい戦いではありましたが、支援者の温かい応援のもと当選させていただき、この場をおかりしてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。そして今後は、渡具知市長並びに名護市職員の方々、それと今回、当選された26名の議員の方々と一緒に、名護市の発展のために頑張る所存でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。それでは一般質問に移らせていただきたいと思います。まず質問事項1 安和小学校前の橋の工事の進捗状況について。要旨(1)安和区民より工事の進捗状況が遅いのではないかという意見があり、その確認のため伺います。質問事項2 屋部の工場適地への参入企業の状況について。要旨(1)現在、工場適地へ参入している企業の数が少ないと思うが、今後の状況について見込みはどうなっているのかについて質問したいと思います。以上、一次質問とし、二次質問は自席で行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 おはようございます。それでは私のほうからは質問の事項1、要旨(1)についてお答えいたします。ご質問の工事は、昭和38年に架設された橋長L=7.2メートルの安和橋の老朽化による架け替え工事となっております。沖縄県が事業主体となって平成28年度から工事を実施しておりますが、北部土木事務所進捗状況等について確認したところ、工事施工の段階で想定以上に地盤が固く、計画していた工法では施工不能となったため、工法変更等の検討に不測の日数を要したことから、進捗が遅れているということでありました。なお、平成30年度工事は順調に進んでおり、今年度末に全ての工事を完了する予定と伺っております。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 おはようございます。私のほうからは質問の事項2、要旨(1)についてお答えいたします。屋部工場適地は、工場立地法に基づき平成10年3月31日に工場適地の指定を受けており、全体面積は13万129平方メートルとなっておりますが、そのうち工場立地及び整備中の区域面積は合計で2万6,228平方メートルとなっております。これは工場適地全体の約20%でございます。屋部工場適地の受け皿としての公共インフラ整備につきましては、国道449号からのアクセス道路として幅員15メートルの市道屋部23号線と沖縄県企業局の工業用水の配水管が整備されております。沖縄県の工業用水の1日の計画供給水量は1,450立方メートルとなっておりますが、そのうち、2社用の事業用水として1,150立方メートルが予定されております。そのことから、残りの供給可能量は1日300立方メートルまでとなります。当該適地におきましては、平成24年に操業開始した沖縄綿久寝具株式会社が立地しており、また、現在整備中の、食鳥処理施設につきましては平成31年度供用開始予定と伺っております。両方の企業を合わせた雇用人数につきましては、約240名の見込みとなっております。名護市としましては、残りの工場適地の区域につきましても、県内外での企業誘致活動を行いまして、さらなる立地について取り組んでいきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 それでは質問事項の1から伺いたいと思います。安和の橋の件、地盤が固いということで進捗が遅れているという答弁がございましたが、固いとどのように影響して工事が遅れるのか、お答えお願いします。 ○大城秀樹議長 長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 この件については、私は直接現場を見ているわけではないのですが、県から聞いた感じでは地盤が固いと聞いております。恐らく、海岸線のサンゴ礁とかそういった固い層に、土質調査以外の所で層が見つかったということになりますと、なかなか当初の計画どおりにはいかないと思っております。そこで矢板工法とかそういった工法を変えるときには、一旦設計の見直しもあると思いますので、その辺も時間がかかった要因ではないかと思っております。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 ただいま設計の見直し等があるというご答弁でしたが、設計の見直し等があった場合に、当初引き受けた業者とはまた違う業者がやる可能性もあるのでしょうか。 ○大城秀樹議長 長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 変更契約でそのまま当初の契約業者と行うという形になるかと思います。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 もう1点。過去に、西屋部川の橋の工事、あれはもう少し工事期間が長かったと思うのですが、かなりの時間を要していたケースがありました。そのとき私もよく通っていましたが、途中で工事が中断されて、そのまま放置されているようなケースもあったのですが、先ほど聞いた安和の工事は、今回また新しい工法で設計されて、そのまま順調に進むということでしたが、それでよろしいのでしょうか。伺いたいと思います。 ○大城秀樹議長 長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 一次答弁でも申し上げましたとおり、今年度、被覆工とか防護柵とか、橋面工、護岸工とか、あと仮橋撤去工事も今年度に行うということでありましたので、今年度末には完成すると思われます。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員
    長山正邦議員 ありがとうございました。近くの区民の方からは、夜間に道路脇を通るときにガタンガタンと鉄板の音とかがうるさいということもございましたので、ただいま、今年度中には工事が終わるということを聞いて安心しております。どうもありがとうございました。続きまして、質問事項の2の工場適地の件について伺いたいと思います。現在、工場適地は13万平方メートルぐらいあるとおっしゃっていましたが、今参入している企業は約2万6,000平方メートルでしたか、それで約20%ぐらいに当たると思うのですが、残りの80%の面積について、参入企業があるのかどうかについてお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 現在、屋部工場適地の残りの土地、約10万平方メートルありますが、そこへの新たな工場誘致の状況でございますが、沖縄県中南部の他の地域において工場用地に空きが少なくなってきていることから、県外企業からの問い合わせが多くなってきております。具体的には平成29年度の企業相談件数は、17件ほどありましたが、そのうち製造業が4件でございました。今年度につきましては、9月末現在で同じく相談件数17件のうち、製造業が11件の3倍近くに増えてきております。その中で屋部工場適地についての可能性といいますか、照会も4件ほど受けております。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 どうもありがとうございました。その企業を呼び込む際のネックといいますか、その工場適地にどういったことが考えられますでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 現在の工場適地への誘致についての課題といいますか、議員ご指摘のネックにつきましては、残った土地の全域が起伏のある地形となっております。そういうことから、造成等の基盤整備に初期投資がかかるということ、それから先ほどの答弁の中でも工業用水の残りの供給可能量が300立方メートルとなっているということ、それと地権者がかなりいますので、そういった地権者との交渉など、そういったいくつかの課題がございます。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 私が今まで経験した中で、いろいろな工場の立地場所等を見た経験では、大体海岸線が多いのですが、整地されていて、その敷地に企業が参入するという形式でしたが、屋部の工場適地はそういった形式とはどこか異なるということでしょうか。それについてお伺いします。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 名護市の屋部工場適地につきましては、指定の背景としまして、名護市の公共事業で移転が必要な企業がございまして、その企業の受け皿として工場適地の指定をしております。そういったことから、地形も厳しい所で地権者もいらっしゃるところが適地になっているという課題がございます。ちなみに沖縄県内におきましては、工場適地が16カ所ございますが、その中で規模の大きなものにつきましては、埋め立て地を使った工場適地インフラ整備が整っている状況でありまして、そういう所との比較をしますと、やはりこちらの立地は厳しい場所かと思っています。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 やはり名護市にとっても企業を立地するということは、雇用の増加、それと、それから派生する企業の業績によっての税収の増加が見込まれるので、そういった税収効果が上がると思うので、これからもどんどん進めてもらいたいと思います。ちなみに、今、参入している企業とそれから参入を予定している企業の雇用と、あるいは税収がある程度判別できれば、それもお伺いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 現在、立地している企業、先ほども説明しましたが、沖縄綿久寝具株式会社の雇用が96名でございます。それと現在整備中の食鳥処理施設が、雇用見込みとして150名と伺っております。合計で246名の雇用見込みとなっております。名護市への税収効果については、今手持ちの資料がありませんので、後ほど調べてお知らせいたします。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 それでは後で資料の提出をよろしくお願いします。それと、話の中で、工業用水という話が出てきておりましたが、それはどちらから工業用水を引っ張ってきているのでしょう。伺いたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 現在引かれている工業用水につきましては、沖縄県企業局の工業用水となっておりまして、久志浄水場から許田に横断して、一部トンネルもありますけれども、それを使って屋部工場適地まで配管されております。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 ありがとうございます。久志から来ているということでしたが、先ほどの答弁の中で、工業用水の供給量に限界があるということでおっしゃっていましたが、供給量としてはあとどれぐらいの余裕が残っているのでしょうか。それをお願いいたします。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 現在引かれている工業用水の計画供給量が1,450立方メートルとなっており、そのうち、現在立地している企業、それから整備中の施設で予定しているのが1,150立方メートルとなりますので、残り、1日300立方メートルです。それが供給可能量となっております。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 ということは、面積的に80%の余裕があるのですが、水を使う企業ですと供給量からしてかなり制限がかかるという解釈でよろしいでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城進商工観光局参事。 ◎金城進商工観光局参事 製造業においては、やはり水を大量に必要とする企業がありますので、そういうところの誘致は厳しいかと思います。ただ、相談があった企業の中でも大型重機の整備工場の立地とか、建設関係の加工ヤード、そういった相談もございますので、そういった大量の水は必要としないところもございますので、そういったところも視野に置いて企業誘致を進めていきたいと思います。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員。 ◆長山正邦議員 ありがとうございます。企業立地というのは、名護市に限らずどの市町村でも重要な課題としてかなり政策の中心にくるのではないかと思います。今の答弁で、水の問題はあったのですが、今後も立地可能な企業があるということで、それからまた派生する雇用、さらに税収の伸びも大きいということが期待されると思いますので、頑張ってもらいたいと思います。私の質問は短めですが、これにて一般質問を閉めさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 ○大城秀樹議長 長山正邦議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。休 憩(午前10時20分) 再 開(午前10時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。大浜幸秀議員、一般質問を許します。 ◆大浜幸秀議員 皆様、こんにちは。議席番号3番、礎之会、大浜幸秀です。今回私にとって初めての質問となりますけれども、よろしくお願いいたします。ただいま大城秀樹議長より質問の許可が出ましたので、これより私、初の一般質問を行いたいと思います。その前に一言所感を述べさせてもらいたいと思います。去る9月9日に執行されました名護市議会議員選挙、多くの皆様のご支援をいただきまして、無事初当選を果たすことができましたことに対しまして、この場をおかりしまして改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。今回の選挙は、私にとりまして、初めての選挙でもあり、かなり厳しい選挙戦となりました。しかしながら、期間中たくさんの市民の方とお会いする機会を得まして、いろいろな声を聞く機会ができましたこと、大変貴重な経験をしました。これからの議員活動に生かしていきたいと思っております。今後も初心を忘れることなく、常に市民の代弁者として市民の声を市政に反映できるよう、一生懸命議員活動に励んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。それでは通告書に従いまして質問を行います。質問事項の1 食物アレルギー疾患を持つ児童生徒の学校給食について。これにつきましては、近年児童生徒を取り巻く生活環境の変化や疾病構造の変化等に伴い、児童生徒におけるアレルギー疾患の増加が指摘されております。アレルギー疾患にはアトピー性皮膚炎アレルギー性結膜炎アレルギー性鼻炎気管支ぜんそく、そして食物アレルギーアナフィラキシーなど、多様な疾患が含まれており、長期にわたっての管理を要する側面があるとともに、場合によっては重大事故につながるという側面も持っております。以上のことを踏まえ、質問の要旨(1)食物アレルギー疾患を持つ児童生徒の実態についてお伺いします。ア 小学校、中学校別の人数についてお伺いします。イ 事故防止マニュアルの整備状況について伺います。ウ 過去の事故事例の有無について伺います。エ アレルギー疾患を持つ児童生徒の家庭の負担軽減について。これにつきましては、アレルギーを持つ子どもたち学校給食を一緒にとることができずに、家庭で弁当をつくってそれを食しているという実態があります。それについても、子育て世代への支援ということを鑑みて、ぜひともこの辺の支援策といいますか、それについての市当局のお考えを伺います。質問事項の2 屋部区上原地区の街灯整備について。質問の要旨(1)上原地区は、現在宅地整備が進み人口もかなり増加傾向にありますが、街灯、防犯灯が未整備のため、夜間の防犯上において地域住民からも早急な整備を求める声がありますので、今後の計画等についてお伺いいたします。以上、一次質問としまして、二次質問は自席にて行いたいと思います。当局のご答弁よろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。中本正泰教育次長。 ◎中本正泰教育次長 それでは私のほうから質問の事項1、要旨(1)のア、イ、ウ、エについて答弁をいたします。まずアであります。名護市立の小中学校における食物アレルギーを有する児童生徒の報告を受けている人数といたしましては、小学生で12名、中学生はゼロ、合計で12名となっております。学校給食停止届けにより、食物アレルギーが原因で学校給食の一部提供あるいは全部の提供を停止するよう報告があった件数となっております。そのうち2名の児童が学校給食の全部の提供を停止し、弁当を持参している状況であります。次にイについてであります。教育委員会食物アレルギーを有する児童生徒への学校給食の対応といたしましては、現在の学校給食センターでは、食物アレルギーに対応する学校給食の調理はできないことから、学校給食の全ての提供を停止し弁当を持参してもらう、あるいは牛乳のみの提供を停止するかのいずれかの方法となっており、個々のアレルギーに対応する除去食や代替食の提供は行っておりません。医師の診断書に基づき、保護者と学校にて学校給食の提供について話し合い、学校判断で決定することとなっております。したがって、各学校において、文部科学省が平成27年3月に策定した学校給食における食物アレルギー対応指針、沖縄県が平成29年2月に策定した学校における食物アレルギー対応の手引きを参考に、事故防止マニュアルを学校で作成、または準用し、学校における安全安心かつ確実な食物アレルギー対応に取り組んでいるとお聞きしているところでございます。次にウについてであります。過去の事故事例についてでありますが、学校給食では、食物アレルギーに対応する除去食や代替食の提供は行っていないことから、給食センターあるいは教育委員会に対し学校からの報告はなく、その有無については把握をしていない状況であります。次にエについてであります。食物アレルギーを有することが原因で学校給食の全ての提供を停止、あるいは牛乳のみの提供を停止している児童生徒の学校給食食材費の保護者負担分はこれまでも求めておりません。9月より本市においては学校給食の無償化事業を開始しておりますが、あくまでも提供された学校給食の食材費について補助をする内容のため、弁当を持参する児童生徒の保護者の負担軽減となるような補助は行っていない状況であります。他の自治体の対応につきましても、県内において全額、半額の補助を行っている市町村では、食物アレルギーを有し、自宅から弁当を持参する児童生徒への補助は行ってはいないという状況でございます。本市におきましても、ほかの自治体の動向を注視し、どのような形で食物アレルギーを有する児童生徒の保護者に対する負担軽減を図ることができるか、今後検討してまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 松田健司地域政策部長。 ◎松田健司地域政策部長 質問事項2、要旨(1)について、お答えいたします。本市では、市内の生活環境の整備並びに不良有害環境の排除及び犯罪の誘発を防止するとともに、市民の安心安全及び青少年の健全育成を図るため、自治区、自治会、商店街通り会、その他市長が特に必要と認める団体に、予算の範囲内において、街灯設置補助を行っているところでございます。新築整備が増加しております上原地区への設置につきましては、屋部区の申請順により進めているところでありますが、さらなる設置のニーズがありますことも認識しております。今後も地域のご意向を踏まえながら、市民の安心・安全及び青少年の健全育成を図るため、街灯設置補助を継続してまいります。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ご答弁ありがとうございました。それでは二次質問に移らせてもらいます。まず質問の事項1、要旨の(1)のア 小学校、中学校別の人数についてですけれども、今、教育次長からお伺いしました人数、この人数の調査方法といいますか、どのような調査方法でこの人数が上がってきたかをお伺いします。 ○大城秀樹議長 中本正泰教育次長。 ◎中本正泰教育次長 アレルギー除去による停止届けというのがございまして、その停止届けを提出した児童生徒数という形になります。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ありがとうございます。この人数からしますと、中学生の人数がゼロということになっていますけれども、小学校は、現在かなりの人数がアレルギー疾患を持っているという認識を持っていますけれども、中学校がゼロというのはクエスチョンマークがつくのですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 中本正泰教育次長。 ◎中本正泰教育次長 先ほどご質問の中でも、例えばアレルギーについてはアトピー性皮膚炎とか、そういったほかのアレルギーによる症状というのがございますけれども、数字として報告させていただきましたのは、食物に関するもののうち、アレルギー除去による停止届けというものが出された方でありますので、そういうほかのアレルギー、アトピーとか、そういった形についてはやはり増えている状況があるのではないかという認識をしているところでございます。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ありがとうございます。こういった食物アレルギーが原因で重大な事故になるおそれがあると認識していますので、ぜひ今後ともその辺の実態把握といいますか、人数の把握についてはしっかりと確認していただきたいと思っております。ありがとうございました。続きましてイの事故防止マニュアルの整備状況についてということですけれども、これにつきましては教育次長から答弁がありましたとおり、現在給食センターでは除去食の対応をしていないということで、マニュアルは特に整備していないということでありますけれども、今後、新給食センターの計画があると思いますが、その辺の新給食センターの工事の現在の進捗状況を伺います。 ○大城秀樹議長 中本正泰教育次長。 ◎中本正泰教育次長 第一給食センターと言いまして、二見トンネルの近くに第一給食センター用地という形で検討しておりますけれども、そこにつきましては、今、実施設計をやっている途中でございまして、まだ用地の交渉についてもあわせて進めている状況でございます。次に、第二給食センターにつきましては、今、羽地地域にということで検討を進めているところでございます。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 その件に関連しまして、この新給食センターが平成34年でしたか、平成35年でしたか、その辺でその工事が予定どおり完成する見込みなのかどうか。その辺のところはいかがでしょうか。 ○大城秀樹議長 中本正泰教育次長。 ◎中本正泰教育次長 先ほども申しましたように、今計画として進めている状況がございまして、また、隣接する地権者の方との調整もございますので、できるだけ調整を円滑に進めていきたいと考えておりますけれども、なかなか難しいところもございます。現在はそういう状況でございます。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ありがとうございます。事故防止マニュアルの整備については、ぜひとも、学校現場、それから給食調理現場、その辺についても整備をしていただいて、何か事が起こってからでは遅いと思いますので、その辺のところをぜひ万全を期してやってもらいたいと思っております。よろしくお願いします。続きまして、ウですけれども、過去の事故事例の有無について。これについては今のところ報告がないということですけれども、今後はその辺の確実な実態調査をぜひとも進めていただきたいと思っております。最後にエのアレルギー疾患を持つ児童生徒の家庭の負担軽減についてということですけれども、これにつきましても渡具知武豊市長が子育て世代への支援ということで給食費の無償化等、いろいろすばらしい政策を進めておりますけれども、やはり先ほどの新給食センターができるまでの間、あと数年かかると。その間にもやはりこういった先ほどの各家庭の負担といいますか、各家庭で弁当をつくって持たせていると。これは経済的にも時間的にもかなり負担がかかると思いますので、その辺もぜひとも市当局のご検討をお願いしたいと思います。続きまして、質問事項の2に移らせてもらいますけれども、先ほど、松田地域政策部長からご答弁がありましたとおりだと思いますが、この街灯の整備については各区の裁量に任せる部分があると聞いていますけれども、各区の負担もかなり大きくて、新しく設置することについて予算的にも厳しいということがあるやに聞いております。名護市でも毎年の予算等は計上されていると思いますけれども、それも各区に割り振られると。各区の負担がかなり大きいと思いますので、その辺について再度お伺いします。 ○大城秀樹議長 松田健司地域政策部長。 ◎松田健司地域政策部長 街灯設置補助のニーズにつきましては、それぞれの地域地域でたくさんあろうかと思います。現状としましては、議員ご指摘のとおり、補助の予算の制約がございますので、その範囲内でまずは各区において、その区の中での優先順位をつけていただいて、それに対して優先順位が高い順番に、徐々にではありますけれども、設置の補助を行っているというところでございます。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員。 ◆大浜幸秀議員 ありがとうございます。各区で優先順位をつけてそれに沿って予算を割り振っているということですけれども、例えば市内の全区にそういった要望を聞いて、優先順位をつけてもらってということですけれども、これはたしか街灯は年間2基ですか、そういうことを考えても、順番が回ってくるまでにかなりの時間がたつということです。この屋部区の上原地区についても、私も実際に夜間通ってみたのですが、かなり暗くて、地域ではハブ等出没の目撃例、それもあるやに聞いております。ぜひともそういった観点からも早目の対策が必要かと思います。もちろん区ともその辺調整をしながらやっていきたいと思いますけれども、市当局からも何らかの補助があれば非常にスムーズにいけると思いますので、その辺もまたよろしくお願いいたします。私も短いのですが、これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○大城秀樹議長 大浜幸秀議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。休 憩(午前10時51分) (休憩中に広報広聴委員会の開催あり)再 開(午後1時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。小濱守男議員、一般質問を許します。 ◆小濱守男議員 皆さん、こんにちは。ただいま議長よりお許しがありましたので、議席番号25番、小濱守男、これより一般質問を行います。その前に一言。先月9月9日、名護市議会議員第14期の選挙が行われました。私も6期目を目指しての挑戦でありましたが、無事当選することができました。関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。真心と信頼の政治を目指すというキャッチフレーズとかゆいところに手が届く活動を行うという約束をしてきましたので、頑張っていきたいと思います。また、我が名護市は昭和45年に1町4村で合併し、ことしで48年目になります。合併当初の人口は4万3,000人余り、現在は6万3,000人余りになっております。約2万人増えておりますが、周辺を見渡しますと屋我地は、合併当時よりも半分以下の人口になっております。小学校、中学校も統合されまして一貫校になりました。羽地は源河小学校が真喜屋小学校に統合されました。源河小学校と統合し、120名余りで再出発しましたけれども、現在は80名余り。幼稚園は休園状態にあります。二見以北も小中一貫校になりました。屋部も一部を除いて人口減少傾向にあります。先ほど紹介しましたが、源河は一時期1,800名いたところが、今は500名余り、3分の1程度に減っております。私たちは均衡ある発展を望んで合併したと思いますが、現状では1町のみが発展している状況になっております。いま一度、渡具知市長を中心に、私たちは現状を打開する必要があると思います。市長を初め、市当局、議会も含めて取り組むべきではないでしょうか。皆さんよろしくお願いいたします。それでは通告に従い一般質問を行います。質問の事項1 漁業振興について。要旨(1)羽地内海のしゅんせつについて。ア 羽地内海環境情報整理業務(平成27年3月)報告書について伺います。イ 今後の取り組みについて伺います。質問の事項2 下水道事業について。要旨(1)沖縄汚水再生ちゅら水プランの取り組みについて。ア 対象地域住民に対して施設の役割と整備の必要性について働きかけを行っているか伺います。イ 市当局の事業計画の取り組みについて伺います。質問の事項3 スポーツ振興について。要旨(1)名護市営球場の新設工事について。ア 工事の進捗状況を伺います。イ 赤土流出防止対策について伺います。質問の事項4 災害対策について。要旨(1)台風24号の被害及び対応について。ア 被害等状況の報告書の提出。イ 市内関係機関との連絡体制及び連携について伺います。以上を一次質問として、二次質問は自席から行います。 ○大城秀樹議長 さきの通告により、一問一答、事項別の申し出がありますので、市当局は事項別に答弁をお願いします。市当局の答弁を求めます。比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 皆さん、こんにちは。私のほうから事項の1、要旨の(1)のア、イについて答弁させていただきます。羽地内海環境情報整理業務の報告書についてでございますが、これは読ませていただきました。これは平成26年度の名護市水産奨励補助金ということで、羽地漁業協同組合に対して150万円の助成をし、同組合が策定した報告書でございます。羽地内海について、現況の文献調査、それから漁民の皆さんからの聞き取り調査等で羽地内海について今後の再生に向けてどういった手法がいいのかという状況の報告書でございます。この報告書を受けまして、名護市では平成26年度、平成27年度に沖縄県の北部農林水産振興センターと調整を行ってございます。平成27年度については、この同報告書を基礎資料として調整をしたということを伺ってございます。ただ、その中でも羽地内海のしゅんせつ、羽地内海の浄化につきましては、水産環境整備事業、それから漁村再生交付金等の事業があり、その事業の採択のためには、一定要件の条件を満たす必要があるということで、この報告書の中でも、何度か答弁してまいりましたけれども、漁業協同組合の全体の漁獲量等が掲載されている、羽地内海につきまして特化した漁獲量のデータがないということで、聞き取り等はございますけれども、数字的なきちんとしたデータがないということで、事業採択等についてなかなか厳しい状況でございます。今回、漁業データの基礎資料の収集について、なかなか羽地漁業協同組合としても漁獲高の過去のデータ収集が難しいという状況がございます。そういったことを踏まえまして、この報告書で水質、それから底質等、それから科学的な側面、また内海に特化した漁獲量の推移などの事業効果について、なかなか検証が厳しいということでございます。この基礎資料をもとに、さらなる具体的な調査が必要ではないかということでございます。これまで羽地内海に関しては港湾区域ということで、港湾に関してしゅんせつ等の整備ができないかということで、議員の皆さんからも幾度となく質問を受けておりますが、その状況については大変厳しい状況であるということでございます。そういったことで、羽地内海については赤土の流出等による堆積がかなり進んでいるということで、漁獲量についても漁民の皆さんから話を聞きますと、かなり減少しているということもございます。そういったことを踏まえて、具体的にどういったことをすればいいのかということのさらなる検証が必要かなと。科学的な調査としまして、深浅測量による堆積土量の再確認、それから一定期間の水質、底質の調査、それから潮流、しゅんせつ規模、しゅんせつ後の効果等、シミュレーションもしながら進めていかないといけないのかと考えてございまして、今後、詳細にわたる調査を検討しなければいけないと考えてございます。今後の取り組みということで、そういった調査を踏まえて、どういった規模、どの場所等についてという具体的な検討をしていかなければいけないと考えてございます。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 二次質問をしていきたいと思います。これまでは議員諸公がいろいろと質問をしてきたところなのですが、私たちもちょっと誤解をしていたのかなと思ったりはしているのですが、市当局もそうなのかなと思うのは、これは漁民だけの羽地内海ではないのです。漁民の話だけが取り沙汰されて先行しているのですが、ここに住んでいる地域住民、羽地内海を囲んでいる住民、名護市、また沖縄県の財産等ということもありますので、そういう観点から見ていく必要もあるかと思っております。そういうことも勘案しながら、今後は取り組んでいっていただきたいと思っておりますが、この環境情報整理業務を行う目的の中に、環境整備に関する基礎資料と書いておりますが、この環境整備を行う目的は何でしょうか。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 環境整備の目的ということですが、もちろん私ども農林水産物流、漁業振興もございます。それから昨今は、観光振興、それからマングローブの自然保護等も含めて、羽地内海全体での利活用について再検討するということで、いろいろな意味でくくった環境整備ということで考えてございます。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 それではこの環境情報整理業務の質問でありますので、これに移りますけれども、きのうの答弁も含めて聞いておりましたら、羽地内海の調査不足ということを農林水産部長はお話をされておりましたが、これからまた名護市としても調査が必要ということであったのですが、農林水産部長もこの資料を読まれたということでありますので、この資料を読む限りには、かなり多くの関係機関が調査をしているというのは、もう既にご承知だと思うのですが、三井商事ですか、そこも調査をやっております。ちょっと紹介します。「羽地内海の海底地形に関しては、陸源堆積物を多く含む砂れきに覆われた浅い地形が広がり、南部に緩斜面がある。海底地質分類はおおむね砂であり、一部に泥がある。海底地質については民間事業者によって詳細な調査が実施されており、それによると、湾中央部の泊地(大型船舶の停泊地)では、泥、砂、れきからなる現世堆積物が6から12メートル堆積しているとの報告がある(三井商事、2011)。土砂の堆積が著しい湾中央部の深場では、粘性土質が14メートル以上堆積していることも報告されている。なお、羽地内海の深場の堆積物については、泥分が優占することが他の研究でも報告されている」この中で報告されているのがいっぱいあるのです。これを紹介するだけで1時間になるかもわかりません。32ページ、「羽地内海に流入する河川からの赤土の流入に関しては、要因として土地改変、農地等、事業所等、自然災害などが挙げられている(大見謝、1985)。大見謝の報告によれば、1974年の調査(西平他、1974)では、奈佐田川、我部祖河川、羽地大川、真喜屋大川の河口域では赤土の流入や堆積は確認されていない」と、その当時です。「その後、大見謝(大見謝、1985)によると、羽地内海では昭和49年以前より、屋我地島の土地改良事業より湾内への赤土の流入があったとされ、それ以降羽地側(本島側)からの赤土流入が加わり、海底へのかなりの赤土の堆積が進んだとのことである。また河川への赤土の流出源は、パイン畑などの畑地や土地改良事業などであったとされております。一方で、羽地内海の赤土汚染に関しては、本土復帰以降よりもはるか前に当たる1950年代後半、」きのう農林水産部長が紹介しておりました。「多野岳での米軍のナイキ基地建設時に大量の赤土土砂が羽地内海に流入し、急激に水質が悪化したとの報告もある。当時の様子を知る羽地漁協所属の漁業者の話では、工事が始まってすぐに濁りは羽地内海海域全域に達したということであるが、当時の状況についての詳しい資料はないとされておりますが、沖縄県が平成18年に作成した名護市周辺における赤土等流出危険度マップによると、名護市における赤土の流出の可能性が高い地域は羽地内海に面している屋我地島、羽地地域の仲尾区、親川区、振慶名区、また今帰仁村との市境などに集中していることが確認できる。名護市の調査は平成16年度に実施されているが、このことは、土地改良事業や農地整備事業が終息した現在でも、羽地内海での赤土流出の危険性が高いことを示している」と。これを紹介すると本当に1時間かかります。農林水産部長、とにかくたくさん調査されております。読めないぐらいです。20回以上羽地内海は調査されています。県もやっております。北部ダム事務所もやっております。みんなやって、この赤土被害というのはみんな認めているところであります。「前述したように、羽地内海の漁業復興のためには、羽地内海の環境の再生が必要である。物理環境の調査から、湾内に堆積した赤土、土砂の除去と内海の海水交換率を上げる必要性が挙げられる。内海の海水交換率については、現在土砂の堆積により干潮時には水路が干上がって、奥武島南側など、内海の東部の水路付近をしゅんせつすることにより、改善が期待される」ということが調査結果です。先ほど農林水産部長が漁獲高のものが見当たらないと言いますが、この中では何種類かあります。そういったことを我々は、かなりの関係機関で調査されてきている、そういう結果も出てきているのに、どうしてこれが一向に進まないのか。それがわからない。どうして進まないのかというところも、皆さんは洗い出してきて、どうすればそのハードルが乗り越えられるのかということで、真剣に取り組んでいかないと、いつまでもそういうやりとりだけで終わってしまう。これ以上は待てないのではないですか。あらゆる面から、名護市全ての部課を挙げて、これを関係機関で手分けしてやっていくという時期は越えているかもわかりません。でもやらないといけませんので、その辺は真剣にどう考えるのか。そこをきょうは聞きたいです。お願いいたします。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 事業導入に当たりましては、いろいろなメニューがございます。私どもとしまして、漁業振興の観点から、羽地内海の環境整備ということで答弁申し上げているのですが、小濱守男議員がおっしゃるようにこの報告書を見ますと、赤土の堆積というのは如実にあらわれている。当然それを除去しないといけないだろうということなのですが、ただ、土砂を取る場合に、やはり取った所でどこかが減るという潮流の関係もあります。そういった意味で、詳細にわたる計画をしなければいけないと申し上げている次第でございます。ただ、小濱守男議員がおっしゃるように、これは漁業振興にとどまらず、その環境等を含めて観光であったり、自然保護であったりという状況もございますので、ぜひここはいろいろな関係部局と調整しながら、詳細にわたる調査を再度具体的なシミュレーションをしながらやらなければいけないと考えてございます。そういった意味で、調査について検討しなければいけないということでございます。ご理解いただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 農林水産部長、しゅんせつすることによって、ほかに影響が出るということ言うと、そういうことを考えているとできないですよ。どこに影響が出るのか、誰がどういう調査でわかるのですか。これは不可能ですよ。そういったことはやれませんとしか僕らは聞こえないわけです。そうではなくて、今懸念されている部分は水路さえ何とかすれば、水の浄化ができて改善につながると調査結果も出ているわけですから、今農林水産部長が言うような話をしたら永遠にできないです。どうするのですか。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 調査を入れるということで、具体的にどういった手法、どういった計画等をシミュレーションするということでございますので、永遠にやらないということではなくて、我々もできるだけ早い時期にそういったことができればいいのかと考えてございます。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 これは191回定例会の議事録でありますが、長山建設部長が「市がしゅんせつする目的になるのかということは思っておりますので漁業振興の面で必要かなとは感じております」ということで、感じているわけです。市長も「県に対しても要望していくと同時に、何らかの形で名護市でできる方策があれば、これからも検討していきたいと思っております」と。それから市長の答弁ですけれども「組合からのお話もまたお伺いして、その件を検討し、県に対して強く要望していく。その前に組合からのその言い分といいましょうか、要望といいましょうか。再度その辺をお聞きして、伺っていきたい」ということがあるのですが、もう6月定例会後から10月になっておりますが、その間進捗はありますか。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 漁業協同組合についても、羽地内海のしゅんせつについては当然早急に進めていただきたいという話もございます。これまで建設部において港湾ということで、県にいろいろ調整をしているようでございます。これからは我々漁業振興も含めて、再度細かな調整をしていきたい。早急に詳細について明らかにし、具体的にどういった方策がとれるかを検討していきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 市長、何かありませんか。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 ただいま農林水産部長からも、これまでの調査結果についての報告等もございました。議員より漁民だけの問題ではないという話もお伺いしているところでございます。この件につきましては、補助メニューもいろいろと考えながら対応していかないといけないということがございまして、どの観点から対応すればより現実的なのかということもございます。そういうことも含めまして、何度も同じような答弁で大変申しわけないのですが、その解決に向けて関係している部署を含めて、もう一度しっかりとした答えを出すように話し合いをしていきたいと思います。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 農林水産部長、できたらこういった調査報告書などは、議員諸公に配ってもらいたいです。これは組合も相談しながら、こういった情報を明らかにしないといけないと思っております。それで、以前に比嘉拓也議員の質問の中で、比嘉拓也議員だったと思いますけれども、間違っていたらごめんなさい。漁民は生活ができないと言っております。生活ができるようにしてくれと訴えているということでした。議会で質問しておりました。この調査報告書でも明らかになっておりますとおり、赤土の被害、堆積というのは明らかになっているわけです。これだけの関係機関が調査して、金も時間もかけて。生活ができないと。だから漁業補償をやるのか。それか漁民の皆さん全員を生活保護を受けさせるのか。皆さん、正直な話、その辺まで検討しないといけないですよ。その辺についてどう思いますか。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 漁民の皆さんの収入減というのは、聞き取り調査等ではっきりしております。ただ補償するしないというのは、ここではっきり申し上げられませんが、そういったことを踏まえて、羽地漁業協同組合の皆さんとも、十分意思疎通を図りながら、この件に関しては進めてまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 早急に取り組んでいただきたいのですが、今新聞紙上をにぎわせて、羽地漁協の報酬の不正受給の問題等があって大分ガタガタになっていると思うのですが、その辺は早目に修正して調整してもらいたいのですが、その内部事情、細かい話ではないです。役員体制はどうなっていますか。それだけでも聞かせてください。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 羽地漁業協同組合の理事には、定款で6名ということでございます。新聞報道等で組合長、それから副組合長が辞任したということで、6名のうち2名の辞任ですので、この4名が理事として残ってございます。それから監事2名が辞任しております。ですからこの4名の中からお一人、正式に組合長として県からの指導により受諾して、組合長になるということで、近々正式な理事会において決まる。それから欠員の2名についても推薦をし決まる。それから監事の2名についても選任するということで、この状況は伺ってございます。そういった組織体制を立て直して、きちんとした組合運営をしていただく中で、我々と意見交換をしながら、意思疎通を図りながら進めていきたいと考えております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 どうにか、市長を初め対策ができるような形で取り組んでいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。議長、事項の2をお願いします。 ○大城秀樹議長 伊佐嘉巳環境水道部長。 ◎伊佐嘉巳環境水道部長 それでは私のほうからは事項2の下水道事業について、要旨の(1)のアについてお答えします。沖縄汚水再生ちゅら水プランは、市街地のみならず農山漁村を含めた名護市全域において、各種の整備手法と整備対象地域を明らかにするとともに、それぞれの事業実施スケジュールを定めて、計画的な汚水処理施設の整備計画を策定したものであります。汚水処理施設は、地域の良好な生活、自然環境を保全する施設として、地域住民と密接にかかわる最も基本的な都市基盤施設であることから、構想の策定に当たっては平成27年に下水道未整備地区の久志13区、羽地15区、屋我地5区、合わせて33区を対象に下水道未整備地区の水質環境と汚水処理施設の整備の必要性等の意見をお伺いするため、区長アンケ-ト調査を実施しております。その結果をまとめて、本市の構想を策定して県へ提出し、県はその構想を勘案しつつ、平成28年8月に沖縄汚水再生ちゅら水プランが沖縄県で策定されております。県のホームページにて、住民に向けての整備指標が公表されております。当市の取り組みとしては、下水道週間のイベントにおいて、沖縄汚水再生ちゅら水プランの整備構想図をはじめ、汚水処理の役割や整備の必要性を市本庁舎ロビーに展示し、市民に対しての周知を行っております。今後においても、現在行っている事業進捗を見極めながら、必要に応じて各地区へ説明を行っていきたいと考えております。続きましてイの事業計画の取り組みについてお答えします。さきにお配りしているスケジュール表の中で、名護地区につきましては昭和49年度に事業着手し、昭和54年度から供用開始され、現在39年が経過しております。下水道老朽化施設の改築更新を平成42年度まで行う計画となっています。また、喜瀬、幸喜につきましても昭和63年度から平成3年度の4年間で整備が行われております。平成3年4月の供用開始から27年経過しており、下水道老朽化施設の改築更新を平成40年度まで行う計画となっております。続きまして久辺地域については、平成32年度から平成39年度、羽地地区につきましては平成38年度から平成47年度、久志地区につきましては平成46年度から平成55年度、屋我地地区につきましては平成51年度から平成58年度に随時、事業を進めていく計画となっております。久辺地区につきましては、現在、事業採択に向け、農業集落排水事業計画策定業務を実施しております。先日20日には、久辺3区長へ農業集落排水事業の事業計画、事業採択及び事業実施等の内容の説明が行われております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 確認しながら質問をしていきたいと思いますが、イで説明した全体工程表があるのですが、この優先順位はどうやって決めましたか。 ○大城秀樹議長 伊佐嘉巳環境水道部長。 ◎伊佐嘉巳環境水道部長 先ほども説明しましたが、未整備地区にアンケート調査を実施しております。アンケートの主な内容については「下水道の整備が必要かと思う」と答えたのが、久辺地域、辺野古、豊原、久志では100%が必要、羽地地域では73%が必要、久志地域、二見以北10区では60%、屋我地地区については20%になっています。また住民から下水道を整備してほしいという要望や相談を受けたことがあるかという問いにつきましては、久志地域では100%、地区の住民から相談を受けている。羽地地区につきましては53%、久志地域では40%。屋我地地域では20%という結果となっています。このような結果を勘案しながら、優先順位ということで、順位的には久辺地区、羽地地区、久志地区、屋我地地区ということで優先順位を決めております。
    大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 今、環境水道部長から説明があったとおりです。これは私たちも知っておりますが、この手法がいいのかどうかなのです。情報は提供しないで、必要ですかどうですかというのは、僕はこれはいけないと思います。皆さんの沖縄汚水再生ちゅら水プラン沖縄県下水道等整備計画書の中にも地域に周知徹底をしなさいということがあるのですが、このアンケートをとる前に、僕はそういう説明をやって理解を深めてアンケートをとるという手法に持っていかないと、相手はそういう情報も何も持っていないところで必要ですかと。これができるのかどうか、可能性があるのかどうかということも知らないで、そういうアンケートをとる自体、行政の手法そのものが僕はどうかと思っています。屋我地などは、皆さんご承知のとおり、当時の長山一則議員が平成16年あたりから頑張って、農村下水道で屋我地あたりは取り組むべきですとあれだけ一生懸命取り組んで、先進地にも行って勉強会もやって、まだできていないわけです。あれから何年になりますか。何十年です。この事業計画がスタートしたのは平成6年でしたか。国、沖縄県で。平成16年ですから十分取り組める状況下にありながら、そういったことは今まで、言葉は悪いですけれども無視をしてきて、それで途中で羽地などは事業計画が変わりましたので、公共下水道で取り組んでくれということをやってきて、今回は農村下水道が適当ですから、これで取り組んでくれということを、皆さん行政の事業計画というのはそんなにころころ変わっていいのですか。私があげた資料の中に平成6年度からと入っていたと思います。羽地振興会は、平成14年、羽地地区農業排水施設の建設についての第1回の取り組みをやりました。それからどんどんやっていって、途中県の方針が変わりましたので、平成18年2月15日の上から6行目、先ほどの平成6年度の農業排水基本計画で進めていたがというところです。そこは平成6年から進められているから、長山一則元議員が取り組んだ平成16年度は十分該当する時期だったのです。それも、すみませんが言葉は悪いけど無視をして取り組まなかった。羽地は平成14年から取り組んで、4年たったときに平成17年の計画見直し、これがあるからできません、公共下水道で取り組んでくださいということで、その当時言われて、今現在は、農村下水道でやってくださいということを言われると、地域は混乱して、何だこの事業はと、やる気もなくなります。説明もしないでちゅら水プランの見直しがありますから、今後平成40年までに実施できますから、それについてどうですかと具体的な説明をして、できるものだと希望も持たせてから調整すれば、ほかの地域もどんどん手が挙がります。みんな、この事業を実施してもらいたいがために一生懸命取り組んできているのをことごとく無視をしてきて、何も説明しないでまた意向調査をやるということは、僕はどうかと思っていますが、皆さんは、その辺は行政としてこれが当たり前なのですか。整理して答えてください。 ○大城秀樹議長 伊佐嘉巳環境水道部長。 ◎伊佐嘉巳環境水道部長 多少言いわけになるかもしれませんけれども、これまでの取り組みを説明したいと思います。平成17年度に、羽地振興会との協議の中で、農業集落排水は接続同意率の80%以上が採択条件になるということで、農業集落から公共下水道に変更したということで、平成18年度の沖縄汚水再生ちゅら水プランで変更を行っています。そのときに、羽地地区の公共下水道、久辺地区、久志地区、屋我地地区については、特定環境保全公共下水道の整備計画と、農業集落排水事業から変更しております。これも採択要件が厳しいということで、特定環境保全公共下水道に変更したという内容になっております。平成25年度以降に、羽地地区については公共下水道ということで整備する予定でございましたけれども、平成20年度から下水道整備の進展に伴い、全国で管路延長46万キロメートル、処理場2,200カ所に上るなど、施設の不足が増大していることや管路施設の老朽化等に起因して、道路陥没が年間400カ所程度発生しているということなどから、長寿命化対策も含め、計画的な改修を推進するために、下水道長寿命化支援制度が実施されています。この事業の導入により、平成21年度から平成24年度まで、下水道処理場の長寿命化調査を実施し、平成24年度から更新工事を開始しております。現在も引き続き更新工事を実施しておりますが、このようなことから、新たな公共下水道事業、特定環境下水道事業の国庫補助等の予算確保が厳しい状況にあります。平成28年度策定の沖縄県汚水再生ちゅら水プランの見直しにおいては、久辺地区、久志地区、羽地地区、屋我地地区については、特定環境保全下水道から農業集落排水事業に整備を変更しております。あと、進め方につきましては、住民アンケートということで、急な区長アンケートということを実施しましたけれども、その点につきましては説明が足りなかったということでおわびしたいと思います。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 今、環境水道部長の答弁の中でもありましたけれども、羽地地区は、現在の予算ベースだと平成25年度以降になりますという説明は、私どもも聞いております。80%というのは、私たちは同意率を上げますということだったのですが、皆さんが会計検査院の指導もあるから公共下水道に移行してくれという説明があったので、もうそこまで言われると仕方がないということで、公共下水道に移行したのであって、公共下水道で平成25年以降に取り組みますと言ったときに、また平成23年度からちゅら水プランの事業計画が変わりましたから、今度農村下水道に移行してくださいと言うから、どうなっているのかと言っているわけです。皆さん、この間のスパンの中身をチェックして、私は次も質問しますので、その流れを全部チェックして、答弁してくれないと、地域住民はその時々で変更になりましたということでやられると、どうしていいか意味がわからないわけです。ちゅら水プランの1ページです。皆さん、全体工程表で、平成40年、1年余裕を持って平成41年度には頑張って事業完了させようということでうたっているわけです。皆さんの名護市の事業の取り組みの中にもうたわれております。名護市汚水処理施設整備構想策定見直し業務の中でも、これまでにはやりますとなっておりますが、議会で配られた資料は、一番最長にかかるのは平成58年です。皆さんが計画書で見直しをし、示したのは平成41年です。全体工程は平成58年、こういうのが当初からその予定なのですか。そこの見直し業務の中で言っているのは、どういう意味なのですか。そこが私たちはわからないのです。いろいろな資料が出てきても、何を言っているのか、本当にいつまでに事業をおさめようとしているのか理解ができないので、その辺は、もう時間もありませんので、一緒に情報交換しますので、地域が理解できるようにしていただきたいと思っております。議長、事項の3をお願いします。 ○大城秀樹議長 長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 それでは私のほうから事項の3、要旨(1)のア、イについて答弁いたします。要旨(1)アについてお答えいたします。新球場建設の進捗状況につきましては、昨年度より、本格的に工事に着手しており、国道449号沿いに設置している擁壁の設置及び防球ネットの設置工事が完了しております。平成30年度の土木工事につきましては、内野グラウンドの工事及び外野スタンドの工事を7月に契約を交わし平成31年1月の工期において鋭意取り組んでいるところでございます。続いて建築工事につきましては、現在5つの工事(建築A工区、B工区、C工区、電気設備工事、機械設備工事)において取り組んでおります。現在は、1階躯体(くたい)工事の生コン打設を完了し、主に二、三階観覧席部分の型枠、鉄筋組み立てを行っており、電気設備、機械設備工事については、躯体工事に係ります電線管配管及び給排水スリーブの取りつけ工事を行っているところであります。なお、建築工事の進捗状況につきましては、5件の発注工事の9月末現在、計画出来高が28.4%、実施工程33.5%となっており、約5ポイント実施が上回っている状況であります。続きまして要旨(1)イについてお答えいたします。当球場の赤土対策につきましては、平成29年4月に沖縄県赤土等流出防止条例に基づく、確認済通知を受け2回の面積の増に係ります変更を行い、現在に至っております。当球場の赤土等流出防止の対策の面積が約3.6ヘクタールとなり大規模な赤土対策が必要となります。球場の具体的対策方法につきましては、球場の実施設計時に土質ボーリングを行った結果、埋土層を除き、透水性に優れる砂質系であることが確認できたため、グラウンド部分全体を池とし考える自然沈殿方式を採用し、沖縄県環境部環境保全課より許可をいただいております。現状では、県への申請のとおりとなっており、1つ目に既設側溝等から区域外へ濁水を流さない、2つ目にグラウンド予定地内に水をため、自然沈殿により処理する流れとなっており、赤土等流出防止条例に基づく処理が施されております。結果、台風等の異常気象時についても、先ほど説明しました方策を講じた結果、外部への流出はほぼないものと考えております。反面、台風等の異常気象時につきましては、通過後しばらく、球場内に水がたまっている状況が続き、自然浸透にあわせ濁水処理機で水を浄化後、区域外へ放出することを行っておりましたが、工事が停滞する時期が発生しましたことから、改善の方法を検討してまいりました。その結果、台風24号襲来時に球場内にたまる水の濁度測定をした結果、外部放流が可能な濁度まで下がっていることがわかったことから、濁水処理機にあわせ水中ポンプを10月上旬までに設置しており、両方の機械を併用し排水することで、抜本的改善につながったものであります。今後もしばらく、現状のとおり自然沈殿方式及び機械による排水を考えておりますが、今年度発注しました、グラウンド工事におきまして、地下排水(めくら暗渠(あんきょ))の整備を予定しておりますことから、完成後につきましては、球場の排水処理施設の使用が可能となり、大幅な改善につながるものと考えております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 建設部長の答弁であらかた理解はしましたけれども、グラウンド全体が砂質系、砂地ということで、浸透させて水処理をするという説明だったと思うのですが、皆さん担当者にも見てもらいましたけれども、ドローンで撮ったらこういう状態です。(写真提示)担当者は見ておりますから。グラウンド全部が池です。こういう状態だと仕事はできません。資材搬入もできない。何もできません。それで今対策をとっているということですが、要するに通常、赤土等流出防止対策の沈澱池が各工事で設置されるのですが、今回されていなかったのはなぜか。当初から赤土等流出防止対策についての考え方といいますか、設計に組み入れるときから、その辺は忘れていたのかという懸念もあるということですが、その辺の疑問についてはどうですか。 ○大城秀樹議長 長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 議員がおっしゃるのは、自然沈殿方式と認識いたします。自然沈殿方式については、自然沈降により濁水中の赤土等の粒子を除去する方法で、一般的に…。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。休 憩(午後2時25分) (質問内容の説明あり)再 開(午後2時25分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 短めに答弁したいと思います。赤土等流出防止対策を検討する段階において、自然沈殿方式等も手法の一つとして、第1回変更時の約2.9ヘクタールについて検討しましたが、沈砂池の大きさが縦47メートル、横47メートル、深さ2メートルとかなり大きな面積を確保しなければならないことがわかりました。この規模は、野球場の外野のライン際からバックスクリーンの方向まで沈殿池を設けなくてはならず、この工事の工程に大きな影響を及ぼす可能性と安全性上危険であると判断し断念した経緯がありました。よって、現在の野球場全体を沈砂池とする考えに至っております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 それとまとめて聞きますが、凝固剤を投入して沈殿させて排水しているということで伺っておりますが、それでいいですか。そして排水ポンプで吐かせているということなのですが、きのうも議会が終わって帰るときに現場を見たのですが、担当課長もいらしていたのですが、目で見た限りではまだ3分の1ぐらいは水がいっぱいして、あの水の色では、恐らく排水はできないと思うのですが、そういったことで影響が出る工期、その費用等はどうなっておりますか。 ○大城秀樹議長 長山儀和建設部長。 ◎長山儀和建設部長 まず赤土等流出防止のための沈殿用の凝固剤については使用しているということであります。それから現場の状況ですけれども、きのうは…。 (「費用はどこが持っているのか」との声あり) 費用についても業者と調整して、費用はこちらで持ちたいと考えております。それから工期の件については、今現在、進捗状況に大きな影響はないようですので、その辺についてはまた後ほど検討したいと思います。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 よろしくお願いします。想定外のことが起きて工期が間に合わないとなると日本ハムのキャンプにも影響してきますので、その辺は現場と協議しながら進めて行ってください。議長、事項の4をお願いいたします。 ○大城秀樹議長 金城秀郎総務部長。 ◎金城秀郎総務部長 私のほうから質問事項の4、要旨(1)ア、イについてお答えします。台風24号における被害状況については、10月5日現在の被害状況を一般質問初日、比嘉勝彦議員の一般質問の資料として提出してありますが、追加情報として、現段階での更新した内容の資料を配付しておりますのでお目通しをいただければと思います。追加の内容は、10月12日現在の集計となっており、住家被害一部損壊の件数の計上、浸水被害の件数の増加、避難者情報の更新などが内容となっておりますので、ご確認いただければと思います。それからイについてお答えします。市内関係機関との連絡体制及び連携については、災害対策本部が設置された際には、北部国道事務所、北部土木事務所及び名護警察署等との連絡体制をとっております。また、市外ではありますけれども、沖縄県防災危機管理課を初め、気象台とも連絡協力体制をとり、迅速な対応に努めているところでございます。また、今議会で議員の皆様からご指摘を受けておりますように、沖縄電力との協力体制についてもしっかりと整えてまいりたいと考えております。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員。 ◆小濱守男議員 総務部長、今回、議員諸公からいろいろな質問等、ご意見もありました。特に困ったのが4日も5日も停電をした地域がたくさんありますので、私の家も停電をしておりましたが、私もいろいろ相談を受けて、苦情もいっぱい来ていました。いつまで停電するのか状況もわからない。沖縄電力は電話をとりません。一切とりません。あちこち電話したけれども、方法がわからず、よく考えたらコールセンターがあるのかと思っていろいろ調べ、電話番号がわかりましたので、コールセンターに電話をしたら、電話をとるまで何十回電話をしたらとるか。これはもうとらないだろうと思ったときにやっととってくれました。だけど、コールセンターの人がとる前に、機械が説明するのは、停電復旧に努めているところであります。その他の情報はホームページで紹介しておりますからホームページで見てください。停電しているから見られないですよね。故障、その他も受け付けしていますので、インターネットを使って申し込みをしてください。こういう説明なのです。ふざけております。とにかくふざけているとみんな感じているところでありますので、それから各公民館との連携がとれているところと、とれていないところがばらばらだということでありますので、その辺は区長会もありますので、ぜひ区長会と情報交換してください。これを総務部長の所に置きましたけれども、緊急時の連絡体制、電話番号、沖縄電力とかいろいろなところ、関係機関を書き込んで、各公民館に配付してください。そうしたら各区で対応もできるということでありましたので、どうか今定例会で、議員諸公から指摘のあった、意見のあったことは、まとめて対応してください。以上、小濱守男、一般質問を終わります。 ○大城秀樹議長 小濱守男議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。休 憩(午後2時32分) 再 開(午後2時42分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。大城敬人議員、一般質問を許します。 ◆大城敬人議員 休憩してください。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。休 憩(午後2時42分) (字句の訂正あり)再 開(午後2時44分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 皆さん、こんにちは。今議会、一般質問の最後になりましたが、ここまで皆さんも述べておられるとおり、去る9月9日の選挙で26名の皆さん、見事難関を突破して当選されました。大変おめでとうございます。ご苦労さまです。ところで、この議会選挙ほど歳を感じたことはありません。一番若い者は25歳です。52歳も違う。ここで控え室も一緒ですので、吉居俊平議員から若いエネルギーをもらって頑張りたいと思います。それでは一般質問に入る前に少し報告がありますので、皆さんにお知らせしておきたいと思います。実はきのう、イギリスから県知事選挙についての便りが入ってきました。どんな便りかをご紹介させていただきたいと思います。「沖縄県知事選挙では、自公の組織絡み、企業丸抱えの戦術をはねつけて、翁長氏の後継者、玉城デニー氏が大差で勝利をおさめ、大喜びしました。このニュースは英米の新聞も報じました。これからは中央政権との関係も徐々に変わっていくのではないでしょうか。私はイギリスで小さな講演会を開き、沖縄の歴史や基地の問題を在英日本人に説いております。またいつか沖縄を訪れたいと思っております」。昨年沖縄に来られて、新基地建設反対をイギリスで頑張っておられる方と一晩中話し合いをした結果、このような便りがありました。それから、きょうの琉球新報の文化欄に芥川賞受賞作家の目取真俊さんが一文を載せています。皆さんも琉球新報をとっておられたら見てほしいなと。最初のほうを紹介しておきたいと思うのですが、「9月30日に行われた県知事選挙は、辺野古新基地建設を阻止する、という故翁長雄志前知事の遺志を継いだ玉城デニー氏が佐喜眞淳氏に8万票の大差をつけて当選した。本選挙で示された民意は明白である。日本政府は沖縄県の埋め立て承認撤回を受け入れ、辺野古新基地建設を断念すべきだ」と。議員の皆さん、ひとつこれまで容認した方も、この選挙が結果であるという菅官房長官の言葉によると、県民はそれを選んだということですので、どうか皆さんも進路を変更して、一緒になって名護市から基地をなくせるように頑張ろうではありませんか。そこで私は、この選挙中に、非常にがっかりしたといいますか、名護市長選挙からいろいろ起こってきたのですが、これまで平和の党と言って、特に稲嶺前市長のもとでは新基地建設反対で一緒にやってきた公明党の皆さんが、この県知事選挙で全く違う立場を貫かれたということは、これはある意味で市民に対する、県民に対する背信行為ではないのか。このことについて、沖縄タイムスの「「誇り」継ぎ前へ 知事選玉城氏大勝」という、「自公維「勝利の方程式」は崩れた」と。先ほど紹介した目取真さんの文章にも「「勝利の方程式」通用せず。有権者に「事実」拡散」、この文章は私はここが非常に大事なことだと思うので読みたいと思います。今回の知事選は、前回自主投票だった公明党と下地幹郎氏が所属する日本維新の会も佐喜眞氏を推薦した。自公維3党は、2月の名護市長選と同じく国会議員や秘書、地方議員らを大量投入し、物量で相手候補を圧倒する戦略を描いた。県本部が辺野古に反対する公明も、関係者に恩を売るため、これは自民党関係者となっていますが、山口代表と創価学会の原田稔会長が同時に沖縄入りし、そしててこ入れを図るなど異例の対応をとったということでありました。結果は、報道などで、公明、創価学会の26%が玉城氏に投票したということも報じられておりますように、やはり基地を抱えた沖縄の公明党さんは、創価学会も含めて、沖縄の心で県民と一緒になって、新基地建設を止めるために頑張っていただきたい、このように希望を申し上げたいと思います。それでは大城秀樹議長の許可がありますので、かなり長い一般質問通告書でありますので、これで大体終わるのではないか、答弁をする時間がないのではないかと思いますので、早目に読んでいきたいと思います。質問の事項1 名護市議会議員選挙と県知事選挙について。要旨の(1)9月9日に行われた名護市議会議員選挙26議席に32名が挑戦しました。結果、与党は公明党を含む13議席、野党13議席でした。市長は当初、与党15議席を目標に15名の候補者を立てましたが、結局市長が目指した与党の過半数は実現できませんでした。再編交付金を使って保育料、給食費、医療費の無料化を実現したと宣伝しました。そして野党は反対したとビラなどで宣伝しました。しかし、事実は野党が再編交付金ではなく、一般財源を使って保育料、給食費、医療費の無料化の修正案を議決したにもかかわらず、議員時代に一般財源を使って子育て軽減を自ら提案しながら再議権を行使して否決した市長の矛盾に対する有権者の批判があったことを理解していますかお答えください。要旨の(2)市長が再議権を乱用しました。全国市議会議長会、全国町村議会議長会において、議会の議決を否定する再議権は、多数決の原則に反する、地方自治に対する民主主義の否定につながるとして検討することになっていますが、市長は再議権についてどのような認識をお持ちですか。お聞かせください。要旨の(3)市長が再議により否決した修正案は、市長自ら平成29年3月14日の一般質問で提案したとおりのことを野党は修正案として提案しました。再議権を行使してまでこれを否決したことは、あくまでも基地との引き換えに使われる再編交付金を使いたいためであったと市民は理解したと思います。なぜ自分が提案したとおりの修正案を否決されたのか本音をお聞かください。要旨の(4)9月30日行われた県知事選挙では、急逝された翁長雄志前知事の遺志を継ぎ新基地建設阻止を公約した玉城デニー氏が、選挙中辺野古のへの字も言わなかった佐喜眞氏に8万174票の差で勝ちました。市長の率直な感想をお聞きします。市長は琉球新報のインタビューに答えて、「佐喜眞氏の政策を強く訴えてきたがなかなか浸透できなかった」と答えています。何を強く訴えたのかお聞かせください。要旨の(5)名護市における選挙結果は、玉城デニー氏1万6,796票、佐喜眞氏1万5,013票で、差は1,783票でした。2月4日の市長選挙では、新基地に反対だが地域のこともあり渡具知氏を支持した人もいると、3月議会で私は一般質問で指摘をしたことを市長はお認めになられました。直近の選挙で市民の意思が新基地建設に反対が多数になったことは明らかです。市長はどのように受け止めておられるのかお聞きします。北部市町村の選挙の結果は、名護市、恩納村、金武町、宜野座村、本部町、今帰仁村、伊江村、大宜味村と北部12市町村のうち8つの市町村で、新基地建設阻止の玉城デニー氏が勝ちました。北部の住民の意思は新基地建設反対が多数であることが判明しました。常々北部は一つとおっしゃっている市長にお伺いします。北部住民の意思が確認できましたので、ここらで市長は新基地建設反対の方向を考えて、今後の市政運営に当たられたほうが北部の発展のために肝要かと思いますが、市長のお考えをお聞きします。要旨の(6)市長はインタビューのお答えで北部基幹病院について、「前知事の姿勢を継承するのであれば、北部に財政負担を求めるのではないか」と懸念を示されました。県が示した北部基幹病院についての市町村負担の財政負担を国が行うことになっているのかどうか伺います。要旨の(7)先日報道されました北部地区医師会病院に所属するMESH運営の現状について説明を求めます。質問の事項2 2月12日付け市長が行った要請書に関連して。要旨の(1)平成30年2月12日付け、渡具知市長の署名で菅官房長官に提出された「要請書」には公印が押されていませんでした。一般質問の答弁でも公印は押していないと回答していました。「要請書」は私文書であると理解してよいのか伺います。要旨の(2)要請書の1.早急に取り組みたい事項の⑦公約実現のため国から優秀な人材を複数名確保(総務省、経済産業省、国土交通省等)とあって、この要請によって総務省から4月1日付けで1人の職員が派遣されたと理解しています。この職員は、6月議会で初めて地域政策部長として議会に登場しました。着任する前から地域政策部長という役職は決まっていたのかお伺いします。部長職は、市役所で一定の経験を積んで市長を補佐できるようになって初めて与えられる役職だと考えます。名護市役所に来て右も左もわからない2カ月で、部長職につくからには政府と何らかの約束があったとしか思わずにはいられません。この職員が部長になるに至った経緯を具体的に伺います。なぜならば、我々議員も市民に説明責任があります。市長、お答えください。要旨の(3)6月議会の一般質問に、この職員が地域政策部長として、19人の議員の主な43項目を市長にかわって答弁しました。もちろん答弁は心のこもったものではなく、特に再編交付金に関することについては、専ら「防衛局の解釈である」と繰り返し答弁していました。テレビで見る国会における官僚の答弁をほうふつとさせる棒読み答弁でした。予想したように、再編交付金の使途にかかわるトロイの木馬的配置だと感じました。政府は菅官房長官が市長選に直接介入してきました。全国に例のないものです。あくまでも新基地建設を強行するための布石です。市長の要請という形をとって、人事にも直接介入してきたものと考えられます。名護市の行政を政府の思いのままにするためです。このような介入を許している市長の了見は情けない限りです。市長、名護市役所には優秀な人材がたくさんいます。これ以上政府からの官僚の配置は拒むべきだと考えますが、市長のお考えを伺います。なお、この職員の給与は市役所職員の給与と公平なものかどうかお尋ねします。質問の事項3 キャンプ・シュワーブについて。要旨の(1)現在のキャンプ・シュワーブを那覇市の新都心のような開発をした場合どうなるかをコンベンションビューローの平良朝敬会長が…、休憩してください。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。休 憩(午後2時57分) (字句の訂正あり)再 開(午後2時57分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 平良朝敬会長がシミュレーションをしています。このシミュレーションによると、雇用人数は現在の雇用人員の何倍になると計算されていますか。また年間収入はいくらになると予想されていますか。宜野湾市では、普天間基地が返還されたときのために都市計画の青写真ができ上がっています。名護市もキャンプ・シュワーブのリゾート開発の計画をつくってもよいのではないか。新基地建設では名護市は発展しません。名護市の発展はキャンプ・シュワーブの解放があって初めて具体的な発展の可能性が出てきます。地域政策部長の責任であります。地域政策部長のお考えを伺います。質問の事項4 県知事選挙と行政のかかわりについて。要旨の(1)県知事選挙が告示されて、期日前投票が行われているさなか、政策調整官が仕事の時間中、選挙管理委員会事務室におられたことが2回は確認されています。政策調整官はどのような用件で選挙管理委員会におられたのか説明を求めます。質問の事項5 台風24号による災害について。要旨の(1)辺野古川からあふれた海水による区内の道路及び地域の冠水の状況について調査結果を議会に提出していただきたい。質問の事項6 新基地建設について。要旨の(1)大浦湾の辺野古地先の海底には活断層と軟弱地盤があると報道されています。名護市はこのことについて、防衛局にただしたことはありますか。軟弱地盤の調査結果について、防衛局が発表した資料を説明してもらいたい。軟弱地盤はあるのかないのかはっきり答えてもらいたい。質問の事項7 基地から発生する航空機騒音について。要旨の(1)2014年名護市内の小学校において初めて琉球大学工学部の渡嘉敷先生の依頼を受けて、名護市教育委員会の協力のもと航空機騒音のアンケート調査が行われました。配布枚数717、回答率71%(512)でした。2014年普天間小学校でも同様のアンケートが行われました。配布枚数131、回答率100%でした。「設問1あなたは、学校で遊んでいるときや授業を受けているときに飛行機やヘリコプターの音が気になったことがありますか?」について、普天間第二小学校の生徒は「ある」と答えたのは31%、名護市内の小学校の生徒は46%でした。「設問4あなたはオスプレイの音と他の飛行機の音ではどちらのほうがうるさいと感じますか?」について、普天間第二小学校オスプレイは13%、名護市内の小学校は80%でした。名護市教育委員会は、2014年に渡嘉敷先生から調査結果の報告を受けてどのような対策をしてきたのか具体的に答えてください。それでは少し説明をさせていただきたいと思います。申し上げました質問事項等について、皆さんに解説していきたいと思います。質問の事項1、要旨の(1)です。こういうビラです。いいですか。無償化に反対した議員たち14名、我々野党のメンバーです。こういう形でビラが出た。(ビラを提示)与党の皆さん、見たことはありますか。こういったものがまかれているのです。そして、しかもどういうことかというと、反対した議員の名前、これを全部落としてと言わんばかりです。それで賛成した者。こういう形で全戸にビラをまいて攻撃されている。そのことを言っているわけです。事実は違うと。こういうことでもって選挙を汚すなと。正々堂々と、事実でやはりやってもらわないと、事実でないことがこのように出回っているのです。こういったことが行われたということで、そういったことは今後は慎まなければいけない。4年前も、大城敬人個人攻撃のビラも出たということを、この場で選挙が終わってから示しましたけれども、そういうことはやめていただきたいと思います。それから、皆さんのお手元に資料を配付しました。これをあけてもらったら、かなり古い資料です。平成21年3月議会の資料ですが、当時の私の一般質問に対してこのような回答が行われました。非常に細かく調査をした上で、どのような浸水状況があったかということについてやっています。これから市長にも差し上げたいと思うのですが、なぜ辺野古の浸水問題について、このように申し上げるかというと、辺野古の浸水問題について、実はこの新基地建設での、いわゆるアセスでは台風の直撃について、アセスをしておりませんでした。その年は、名護から200キロ西の久米島の近くを通過した台風のアセスをしただけで、私たちの追及に職員も認めたのです。この認めた職員はすぐに左遷されてしまいましたが、そのように防衛局としては、真面目に辺野古地域の台風直撃のアセスをしていない。その結果どうなるかということで、これは、実は今皆さんにお渡しした資料は、気象台のインターネットに示された辺野古の浸水の状況について警告をしているのです。これを今から市長に差し上げたいと思います。いいですか。このように、辺野古は台風が直撃すると必ず浸水するのです。(写真提示)これが公民館前の道路が浸水した状況です。実は皆さん、きょう、総務部が災害対策のために、辺野古の方に、台風のさなか現場で動画を撮っていただいたのです。これを渡してあります。見られたと思うのですが、それでもなおかつ、比嘉勝彦議員への報告書にも、今度の台風での辺野古の水害は載っていませんよね。それと、もっとひどいのは、辺野古のゲート前の移動式の高い柵も倒れたのです。これは私も現場から通報を受けて、名護警察署の交通課に電話して向こうの交通整理をやってもらったのです。どのように倒れたかというと、このように倒れているのです。台風被害なのです。これは災害なのです。なぜこういう現実に、新聞にも載り、片側交互通行で名護署の交通課が交通整理もするという状況下にあった事実を報告しないのか。辺野古だと都合が悪いのか。これは現在どうなっているかというと、このようにつくり変えて新しいのが建っているのです。非常にまずいことだと思います。台風災害の被害状況を議会に提出しなさいと私は申し上げました。しかしながら、いまだにこれが出てこない。このように神アサギへの浸水があるのです。公民館前。これはこれから一々説明する時間がありませんので、辺野古についての災害、これは非常に、後で全部総務部に渡しておきますので、見たらまた返してください。これは、いいですか。公民館の前の通り、浸水している所。アサギ、これは天気のいい日。これが同じように浸水しているのです。しかもこのように浸水がすごいです。これは腰まで約70センチぐらいつかった。午前4時からインスタントカメラで撮って持って来ていただいたのです。辺野古の方に。こういう状況で住民は、非常に辺野古の浸水について心配なさっている。しかも市長、これを見てほしいのですが、辺野古の川には、ここに見るように、無数の暗渠(あんきょ)から流れてくるのです。谷間ですから。谷間でずっと水が流れてくるのです。周囲からずっと。潮が上がってくると、そのたびに逆流して全部あふれ出てしまうのです。ぜひこれを見ていただいて研究してください。辺野古はそういう状況です。そして今、大きな問題はこれです。辺野古川の潟に、いわゆる作業ヤードとして4メートル埋め立てて、こういう水路を造るというのです。皆さん、今でさえもここに水があふれる中にこうして水路を造る。こうなるとどうなるか。潮がどんどん入ってくる。上から水が流れてくる。辺野古の旧部落一帯は大変なことになるという状況があって、皆さんが心配している。しかも今回、この埋め立ての反対側にある辺野古唯一のハーリーをする浜です。ここも4メートル埋めると言う。しかも市長、この前の8月9日に辺野古区長から提出された要請書、要請の中に、人工ビーチの造成というのがあります。辺野古区はここに埋め立てをすることをもう認めているのですか。これは我々初めて聞くのですが、辺野古区の要請で人工ビーチの造成が出ている。この要請書の中の10番、辺野古区の活性化と安全、安心なる生活環境の整備をすることの6番目に、人工ビーチの造成と書いてある。これは初めて聞くのですが、これはどういう意味なのか。いわゆる名護市も埋め立て作業ヤードに賛成するということを伝えられているのか。いわゆる市長権限で、さきの一般質問で仲村善幸議員が言われたのですが、この作業ヤードと大浦湾の美謝川の河口変更は市長権限なのです。だから稲嶺前市長はその市長権限で美謝川の河口変更はしない。それから漁業権があるから、この周囲の埋め立てはさせない、作業ヤードは設置させないということで頑張っていたのです。それで名護市の3月議会では全会一致ですよ。市長は、市長権限を使って、条例にのっとってやってくださいと言っているわけです。これは市長が大好きな法と条例にのっとってなのです。ですから、そういったことも考えれば、この辺野古に新基地建設を造る話だけではなくて、このような作業ヤードまで造るというのは、これが実際の設計図です。こういう状況で、辺野古区民の災害の不安等を解消するためには、これはどのような市長でも市民の代表であって政府の代表ではないのです。 (傍聴席より声あり) 傍聴席は物を言わないでください。静かにしてください。それで、やはり市長たるものは「イデオロギーよりもアイデンティティー」と言われて、翁長前知事が腹八分と言った。僕は20年間、市長とお付き合いをしてきたのですが、市長の議員時代はやはりイデオロギーだったと思います。議員の中でも最右翼だったと思います。ある意味では国防会議のメンバーかと思われるほどイデオロギーで固めていたと思います。しかし、一旦市長になった以上は、それはもう捨てて、6万2,000人余の市民の幸せのためにしっかりやっていかないと、次の選挙はあり得ないのです。ただ4年間、新基地建設を強行するためだけの役割だったら。これはもう本人が許さないということで政府に立ち向かうべきであって、やはり市長になった以上は、市長として6万2,000人余の市民の生命、財産を預かるという、そこに腹八分でイデオロギーはあるかもしれない。国防が大事かもしれない、安保条約を認めているかもしれない。しかし、今、玉城デニーさんを支持している人は安保条約をみんな認めているのです。翁長前知事も安保条約を認めるということを常に表明しているのです。そういう立場であっても、私たち沖縄に課せられた基地の重圧を跳ね返して、本当に安心して暮らせる市民の生活を保障するという側に立って頑張れば、どんどん市長の寿命も延びます。いいですか。やはり国の代表ではないのだと、私たち市民を守るために腹八分で頑張っていただきたいと思います。それから次の再議権の問題です。再議権について調べてもらいましたら、実は渡具知市長だけではないのです。全国で、平成19年から平成21年まで県議会で1件、市町村議会で15件あるのです。再議権を使ったのは全部で16件です。これは総務省への調査によってわかったのですが、その中でもこういうことがあるのです。平成22年9月30日の地方財政検討会議で再議に係る論点というのがあって、その7ページの地方6団体の再議に対する意見の中で、全国都道府県議長会、首長の再議権制度を存続させるか、首長優位の制度であるので見直しが必要ではないか。全国町村議会議長会、議会の議決の重要性に鑑み、一般的再議について、特別多数決を単純多数決に改めるとともに、長と議会両者との対立点を明確にするために、再議権の行使にあっては、公聴会を開催するなど客観的基準を採用する制度に改める。全国でもこの再議権がいかに民主主義の、いわゆる地方自治を首長によってないがしろにされるか。そうですよね。議会多数決で決めたものを、一枚の紙で再議として、この前の一般財源の補正予算、修正可決されていながら再議により否決しましたよね。それに対する特別多数決ということで3分の2にしてあるのです。これを全国的には単純な、現在の我々の過半数議決にしたらどうかという議論になっている。廃止したらどうかという議論もあるのです。これは総務省の資料からとったものですが、そういう形でやはり自治権を高めると。私たちは、自治というのは、名護市においては市民のためのものであって、政府のためのものではないということをしっかりやらないと、再編交付金をやるためにということで、今回再議権が使われたと思われるので、その辺のことについてはしっかりと答えていただきたいと思います。それからキャンプ・シュワーブのコンベンションビューローの件ですが、翁長前知事は、米軍基地は沖縄の経済発展の阻害要因だとしきりにおっしゃっていました。そのとおりだと思います。ここに、9月23日のしんぶん赤旗の日曜版、私も読者ですが、その赤旗の日曜版に、どのように現在の沖縄の基地が、基地をなくすことによって発展しているかという具体的な数字が出ています。これは私たち非常に大事なことだと思いますので、その点について紹介しておきたいと思います。那覇の新都心、基地のある間は168人の雇用でした。これが現在1万5,560人で93倍です。税収効果が6億円から199億円になっている。33倍。それから小禄金城地区は159人の雇用から4,636人、29倍。税収効果は17倍。桑江・北前(北谷町)のほうはゼロから3,368人、そして税収効果も100倍になっている。それから翁長県政でどこまで発展したかということもありますので紹介しておきますと、1人当たりの年間県民所得も1.17倍になった。県内総生産も1.20倍、入域観光客数は、皆さん、仲井眞元知事のときには592万人だったのが958万人。ですから翁長前知事は、1,000万人の目標を1,200万人にしたのです。それで、大きな成果というのは観光収入なのです。仲井眞元知事のときには3,997億円が、何と去年は6,979億円。そこで市長、キャンプ・シュワーブを早く解放することによって、名護の、北部の経済の発展は、大きく変わるのです。新基地では絶対に変わらない。悪くなるのです。しかも私が申し上げたいのは、新基地を造ることによって、久辺3区、二見以北、三共の直下、オスプレイの伊江島航路の直下、その犠牲の上に再編交付金をもらってまちの人にやるという、この考えが間違っていると思います。いいですか。再編交付金は犠牲の上に成り立っているのです。そういったことを考えれば、当然市長は賛成でも反対でもないとおっしゃっているので今がチャンスだと思います。反対とおっしゃればいいのです。一番いいチャンスだと思います。それからMESHのところで一言、言いたいと思います。MESHは宮城弘子前議長を中心に、本当に名護市議会の皆さんも頑張ってMESHへの協力、存続のためにいろいろなことをやってきたと思うのです。ところが残念ながら、先日の新聞報道でも今回MESHは終わりになると。その中で北部地区医師会が、いわゆる先日ありました仲村善幸議員が一般質問に出したもの。北部地区医師会病院で、いわゆるICUの不正請求について、ペナルティーがあったと。そのことの理由が、新聞で言われているのですが、MESHもかかわって、ICUの問題が起こったということで、これに対して関係者からは違うということが新聞でも言われています。そのことは、非常に関係者は心を痛めているわけです。関係のないことを理由に、北部地区医師会病院が文書化して、北部地区医師会、北部市町村会に出したと。それによってMESHへの補助金とかそういったのが、余り足並みがそろわなかったという経緯もあると思うのですが、それについて事実はどうなのか。この文書をしっかりと調べて、議会に提出していただきたい。やはりMESHで頑張ってきた方々が、これほど一生懸命頑張って、しかも最後に、自分たちのせいで北部地区医師会病院のICUの不正請求、ペナルティーがあると言われたらたまったもんじゃないと思います。あれほど一生懸命頑張ってきた人たちのためにも、この文書の所在を明確にしてやっていただきたいと思います。それでは一次質問はこれだけにして、二次質問は自席から行います。簡潔にお願いします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 それでは質問事項1、要旨(1)から(6)までについてお答えをいたします。まず、要旨(1)につきまして、市議会議員選挙の結果を受けて、有権者からの批判をどのように受け止めているのか、ということでございますが、市議会議員選挙は文字どおり、市議会議員を選ぶ選挙でありまして、立候補者がそれぞれの政策を打ち出し、その結果、有権者に支持され、議員として選ばれるものだと考えております。そのため、有権者のお考えは当然様々であると思いますが、私が進めております保育料、給食費の無料化や子ども医療費の無償化を訴えた候補者が議員に当選されていることは、一定程度の評価が得られているものだと考えております。続きまして要旨(2)についてでございますが、「再議権についてどのような認識を持っているか」ということでございますが、再議というのは、地方自治法第176条の規定により、執行部権限の行使の責任を持つ市長が議会に対して再考を求める制度であり、前回の議会での再議権の行使に当たっては、法の範囲内で適正に行ったものと考えております。続きまして要旨(3)についてですが、さきの6月議会における一般会計補正予算に対する7月2日付けの修正議案について、再議に付した理由につきましては、再議書に明記しているとおりでございますが、①修正議決は、多額の財政調整基金の取り崩しにより、毎年の予算編成を拘束することとなり、健全な財政運営を困難にするものであること、②修正議決は、再編交付金をどの事業の支出に充てるのかを明確にしない形で市の基金に積み立てることとされているが、そのような運用は認められておらず、歳入欠陥が生じることが確実であること、以上のことから再議に付したものでございます。なお、平成29年3月14日の一般質問では、私は、市議会議員として、再編交付金が交付されていない財政状況の中で、財政調整基金を子育て世代の親の負担軽減に活用すべきではないかとの質問をさせていただきました。一方、同じ日の一般質問の中で、私は、無償化事業に活用できる再編交付金を獲得すべきである旨の意見も述べております。私は、当時も今も一貫して、あらゆる財源を活用して、無償化事業をはじめとする重要施策の実現を目指していくべきだという立場でございます。要旨(4)についてお答えをいたします。この質問につきましては、これまでのほかの議員への答弁と重複する部分もございますが、ご了承をお願いしたいと思います。市議会議員選挙と県知事選挙の結果についてということでございますが、市議会議員選挙においても、県知事選挙においても、一つの訴えに対して賛成か反対かを判断して投票する場合と、それぞれの候補者がいろいろな政策を訴える中で、有権者一人ひとりが、総合的に判断して投票する場合もあると考えております。玉城新知事は、辺野古移設反対についても選挙期間中訴えておりましたので、いずれにいたしましても、選挙の結果は当然に受け止めなければならないと考えております。辺野古移設については、国と県が誠実に話し合うことによって解決を図ることが重要だと考えております。しかし、現在県が埋め立ての承認撤回をしたところであり、本市としましては、今後の国、県双方の動向を注視していきたいと考えております。また佐喜眞氏の政策の何を強く訴えたのかということでございますが、経済振興、子育て環境の整備、医療・福祉の充実、特に北部基幹病院の早期設立について、佐喜眞氏が公約に掲げている事柄につきまして、訴えてまいりました。続きまして要旨(5)についてお答えをいたします。辺野古移設反対が多数になったことについてということでございますが、先ほどの要旨(4)の答弁と重複する部分もありますが、国と県が誠実に話し合うことによって解決を図ることが重要だと考えております。しかし、現在県が埋め立て承認を撤回したところであり、本市といたしましては、今後の国、県双方の動向を注視したいと考えております。今後の市政運営についてということでございますが、私は、辺野古移設につきましては、「国、県の今後の動向を注視し、司法の判断を見守っていく」というスタンスを2月の市長選挙の際にも訴えた上で、市長に当選いたしました。県知事選挙の結果というお話もございますが、市長選挙において、子育て支援をはじめ、医療・福祉の拡充等についても多くの市民から支持を受けているところであり、市政運営に当たっては、これまで同様に取り組んでまいりたいと考えております。次に要旨(6)についてお答えをします。現在県が示している合意書案のたたき台では、土地の購入や病院の整備、医療機器の購入にかかる費用について、関係市町村が5分の2を負担するとされております。市町村が費用負担することや、その負担割合の考え方については、他の県立病院の事例なども踏まえて、慎重に判断していく必要があると考えており、これまでの議論においても、北部市町村の合意が得られている状況にはありません。ご指摘の新聞記事については、こうした議論の現状を踏まえ、懸念をお示ししたものであります。ご質問の、国が市町村の負担分を負担することになっているかというようなことについては、本市では一切承知しておりません。続きまして質問事項の2、要旨(3)について答弁をいたします。これ以上の官僚配置を拒むべきだということでございますが、今後、さらなる中央省庁からの職員派遣を要請する予定は現在ございません。給与に関する答弁は、総務部長にさせたいと思います。 ○大城秀樹議長 野原健伸市民福祉部長。 ◎野原健伸市民福祉部長 それでは私のほうからは事項1の要旨(7)についてお答えいたします。NPO法人MESHサポートは沖縄県本島北部地域にて、MESHヘリ(救急医療用ヘリコプター)を活用した「救命」と「専門医等派遣支援」により、僻地(へきち)、離島医療の格差改善を目的とし、平成20年度(2008年)に設立され、これまで累計出動回数、これは平成30年8月末までの回数でございますが、1,556回で多くの命を救ってきているところでございます。その運営につきましては、平成25年度から平成28年度までの北部広域市町村圏事務組合からの補助終了後は、資金不足により一時運休となりました。再開へ向けた寄附の呼びかけにより、本年2018年3月より運航を再開したものの、寄附金のみでの救急ヘリの運営は厳しく運休せざるを得ない状態が続いておりました。このような状況から、本年8月で沖縄本島北部地域における救急ヘリMESHの運航を終え、11月1日から那覇空港を拠点に南西諸島全域における高速かつ低コストな飛行機を活用した救命活動に事業を移行することとなっていると聞いているところでございます。 ○大城秀樹議長 金城秀郎総務部長。 ◎金城秀郎総務部長 私のほうからは質問事項の2、要旨(1)、(2)、(3)、質問事項の5(1)、質問事項の6(1)について答弁させていただきます。質問事項の2、要旨(1)、2月に官房長官へ手交した要請書は私文書かということでありますが、確かに要請書には、名護市の公印が押印されておりませんでした。文書が、公文書か、私文書かということについては文書の内容によって判断されます。当該要請書は、公務として、名護市の業務や市政運営に関する内容の文書を手交いたしましたので、公印の押印がなくても公文書となります。続きまして質問事項の2、要旨(2)についてお答えします。地域政策部長の配置につきましては、市長部局の人事配置を検討した結果、当該職が適当であると判断し、平成30年3月23日付けで内示した平成30年度定期人事異動において決定しております。学歴、経歴でございますけれども、最終学歴が平成20年3月、東京大学法学部卒業。平成20年4月、総務省入省。平成20年8月、宮城県総務部財政課。平成26年7月、徳島市財政部長。平成29年8月、総務省自治行政局公務員部公務員課給与能率推進室課長補佐でございます。質問事項の2、要旨(3)についてでございます。当該職員の給与につきましては、名護市職員の給与に関する条例に基づき、他の職員と同様にその職務と経験を考慮して公平に決定しております。また、国家公務員給与と本市職員の給与の差異につきましては、均衡の原則に基づき、国及び他の地方公共団体の職員の給与等を考慮し、本市職員の給与を定めておりますので、特段の差異はないものだと考えております。続きまして質問事項の5、要旨(1)についてお答えします。辺野古区による道路及び地域の冠水につきましては、事後の調査により床上浸水が1件、床下浸水が3件、また冠水の状況といたしましては、辺野古公民館の南側一帯が冠水したとの報告を受けております。今朝、大城敬人議員から提供いただいた映像は見させていただきました。質問事項の6、要旨(1)についてお答えします。本事案につきましては、沖縄防衛局に確認を行ったところ、地盤の強度につきましてはN値の結果だけではなく、現在実施中の室内試験を含むボーリング調査の結果を踏まえ、総合的に地盤の強度等を判断するとしており、現時点では軟弱地盤であるとは言えない。また、最新の既存文献において、辺野古沿岸地域における活断層の存在を示す記載はないことから、辺野古沿岸地域に活断層が存在するとは認識していないと伺っております。なお、沖縄防衛局から、ボーリング調査の資料については提供は受けておりません。 ○大城秀樹議長 松田健司地域政策部長。 ◎松田健司地域政策部長 私のほうからは質問事項の3、要旨(1)についてお答えいたします。平成29年12月11日に名護市民会館大ホールにおいて、新外交イニシアティブが開催したシンポジウムの中で、一般社団法人沖縄観光コンベンションビューロー会長の平良朝敬氏が基調報告をされたと伺っております。その中のシミュレーションによりますと、総雇用者数は約3万人で、キャンプ・シュワーブで雇用されている人数の約120倍となり、年間の収入は500億円以上の売り上げが見込めるという内容のお話だったと伺っております。なお、この試算につきましては、あくまで平良氏個人のシミュレーションということでございまして、本市として、数字の妥当性の検証を行っているわけではございません。キャンプ・シュワーブの土地利用の計画につきましては、現時点で名護市において策定する予定はございません。 ○大城秀樹議長 照屋貴史子選挙管理委員会事務局長。 ◎照屋貴史子選挙管理委員会事務局長 私のほうからは質問事項4、要旨の(1)についてお答えいたします。県知事選挙の期日前投票期間中に政策調整官の選挙管理委員会事務所への出入りについては、さきの比嘉勝彦議員の二次質問の答弁と重複いたしますが、9月25日火曜日16時より、9月30日の開票所設営の打ち合せとして、そのほかにも選管OBや開票事務従事者なども参加しております。政策調整官は長年開票所設営に携わっており、その都度開票がスムーズに行えるようにアドバイスを受けております。なお、今回、政策調整官の役割は開票設営所の主任と疑問票係となっております。それから2回確認されているということですが、選挙管理委員会においては、人の出入りの記録をとっておりませんので、9月25日の打ち合わせだけだと認識しております。 ○大城秀樹議長 中本正泰教育次長。 ◎中本正泰教育次長 それでは私のほうから質問の事項7、要旨(1)について答弁をいたします。渡嘉敷准教授よりアンケート結果の集計、考察をまとめた「調査結果報告書」の提出を受けて以降の取り組みといたしまして、平成25年度から実施しております市の自粛要請の資料として、各小中学校の行事予定表の提供を沖縄防衛局に対して行っております。平成29年度に学校行事予定表の資料提供を行った際には、名護市教育委員会の意向として、主な学校行事実施時だけではなく、学校活動が行われる午前8時から午後5時の時間帯において、米軍の訓練等による騒音を発生させない配慮が必要であるという旨を要請しているところでございます。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 時間がありませんので、特徴的なところだけ。総務部長からお答えのあった軟弱地盤の問題、これについては去る10月9日の「デニー知事誕生で焦る政府 軟弱地盤問題が致命的、辺野古新基地は造れない!」という、チョイさんの沖縄日記というホームページの中に、このことについてかなり詳しく述べられておりますので紹介しておきます。皆さんも、防衛局の言いなりではなくて、自らも主体的に調べるようにしていただきたいと思います。「玉城デニー知事の誕生により、政府は深刻な事態に直面している。この3月、公文書公開請求により、大浦湾にはN値ゼロというマヨネーズのような軟弱地盤が存在していることが判明した。政府は、「まだ土質調査を続けており、地盤の強度は確定できない」と逃げているが、実際には、地盤改良工法が不可避となっている。そのためには知事に設計概要変更申請を提出し、許可を受けなければならないのだ。9月26日、国会の野党合同ヒアリングが行れたが、そこでも、防衛省の担当者は「辺野古の地盤は(構造が)難しい」と認めている。そして、今回のデニー知事の誕生により、政府はさらに深刻な事態に追い込まれた」産経新聞は、9月30日の選挙後、次のような記事を掲載している。「辺野古の軟弱地盤の改良工事や設計変更について新知事の承認を得なければならない。防衛省幹部は「これまでは知事の承認を得ないで進められるギリギリの工事をしてきたが、それも限界に近づきつつある」と述べる。玉城氏は「あらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地は造らせない」とも語っており、移設工事が進まなくなる可能性は否定できない」、産経新聞に掲載されております。「政府は玉城氏の当選により、辺野古移設の進展が遅れる事態も想定している。軟弱地盤改良や設計変更の知事承認を得られる見通しが立たなくなったからだ」という産経新聞の記事です。これだけも調べることができないというのは、やはり主体性が欠けている。皆さんは、先ほどもあったように防衛局に情報公開をやってごらん、5,000ページの資料が出てくるから。そういったこともやらないで、相手の答えをうのみにするようでは困ります。それから今回の災害で、辺野古の倒れた柵を見たと言いましたよね。災害に入っていないけれども、入れるのかどうか。答えてください。 ○大城秀樹議長 金城秀郎総務部長。 ◎金城秀郎総務部長 キャンプ・シュワーブゲート前で沖縄防衛局が設置した柵が倒れたことにつきましては、9月29日の夕方ごろ、沖縄防衛局から連絡がありました。当該案件につきましては、車両が片側交互通交可能な対処をしたということであり、特に市としての対応はありませんでしたので、報告に含めておりませんでしたけれども、国道、県道等のほかの事案も含めて、被害状況の提供のあり方について、今回のキャンプ・シュワーブの柵の転倒の件についても被害状況の中に含めていきたいと考えています。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 先ほどの選挙管理委員会の政策調整官の件については、私が把握しているのでは、25日の会議だけではなくて20日にもあります。それから、政策調整官がコーヒーを飲んでおられたことも確認しておりますので、会議にコーヒーを出すものかという疑問もあります。これについては、もっと精査して、次の12月議会までに回答するように。それから地域政策部長、いいかげんな答弁をするんじゃないよ。ちゃんとしたシミュレーションがあるのです。いいですか。休憩してください。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。休 憩(午後3時42分) (資料の手渡し)再 開(午後3時43分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 これに書いてあるとおり言ってください。先ほどの地域政策部長の答弁に誤りもあったし、しかも全体として把握していない。そういういいかげんなことで一般質問に答えるべきではないです。きちんとここにあるのですから、そのとおりに読んで答えてください。 ○大城秀樹議長 松田健司地域政策部長。 ◎松田健司地域政策部長 今ご指摘をいただきました。私の手元にある市役所の職員が作成したメモによりますと、再雇用者数は約3万人となる。現在キャンプ・シュワーブには243人働いているという講演内容だったとございますので、3万人割る243人だと約120倍になるかと思います。今、大城敬人議員から提供いただいた資料には130倍となっております。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。休 憩(午後3時45分) (休憩中に政策調整官より答弁あり)再 開(午後3時46分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 地域政策部長、これは私がコンベンションビューローまで行ってもらってきたのです。平良朝敬さんに直接会って。ここに書いてあるのです。きちんと調査もしないで、こういうように聞いていますという話ではないです。一般質問に出しているのですから。これは平良朝敬さんからもらってきた資料です。答えさせて。この数字をきちんと言ってください。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。休 憩(午後3時47分) (質問内容の説明あり)再 開(午後3時47分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。松田健司地域政策部長。 ◎松田健司地域政策部長 今いただいた資料を、私は持っておりませんでしたので、しっかりと資料収集に努めていきたいと思います。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 休憩してください。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。休 憩(午後3時47分) (質問内容の説明あり)再 開(午後3時47分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。松田健司地域政策部長。 ◎松田健司地域政策部長 今、大城敬人議員からいただいた資料によると130倍ということでございます。 (「後は」との声あり) 今、大城敬人議員からいただいた資料によりますと、経済波及効果は572億円で、130倍の雇用創出効果があると書かれております。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員。 ◆大城敬人議員 今の答えは答えになっていないので、12月議会までにちゃんと調べた上で回答していただきたい。いいかげんな答弁はやめてください。そういったことで、私の一般質問を終わります。 ○大城秀樹議長 大城敬人議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。休 憩(午後3時47分) 再 開(午後4時10分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案の日程追加についてお諮りいたします。お手元に配付してありますように、市長より追加議案2件が提出されております。この際、日程追加第2号、日程第1 同意第8号 副市長の選任について及び日程第2 同意第9号 監査委員の選任についての2件を日程に追加したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 市当局より提出議案の趣旨説明を求めます。渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 お疲れさまでございます。追加議案といたしまして、同意第8号 副市長の選任について及び同意第9号 監査委員の選任についての同意2件を提出いたします。先にお手元にある追加議案の議案書をお開きください。 △同意第8号    副市長の選任について 副市長に下記の者を選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第162条の規定により、議会の同意を求めます。記 住  所  --------- 氏  名  金城 秀郎 生年月日  --------  平成30年10月16日提出名護市長 渡具知 武豊提案理由 副市長について欠員が生じているため、本案を提出します。 資料につきましては、お手元に配付しております資料をご参考にお願いいたします。 続きまして第2回追加議案と書かれております追加議案書をお開きください。 △同意第9号    監査委員の選任について 監査委員に下記の者を選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第196条第1項の規定により、議会の同意を求めます。記 住  所  --------------- 氏  名  岸本 洋平 生年月日  --------  平成30年10月16日提出名護市長 渡具知 武豊提案理由 議会議員のうちから選任する監査委員の任期満了に伴い、本案を提出します。 以上、提案いたしました同意第8号及び同意第9号の資料につきましては、議席に配付しておりますのでお目通しのほどよろしくお願いいたします。議員の皆様の慎重なるご審議と速やかなるご決裁をよろしくお願いいたします。なお、議案等の質疑に対する答弁につきましては、各部課長等にもさせたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○大城秀樹議長 これより追加議案の質疑に入ります。同意第8号 副市長の選任についての質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 同意第8号 副市長の選任についてであります。金城秀郎現総務部長が提案されております。別に彼の資質、そして経歴を含めて何ら異存はございませんが、ただ今後のことも含めて市長に再確認という意味で質疑をさせていただきますが、地方自治法の第167条には、副知事及び副市町村長の職務として、「副知事及び副市町村長は、普通地方公共団体の長を補佐し、普通地方公共団体の長の命を受け政策及び企画をつかさどり、その補助機関である職員の担任する事務を監督し、別に定めるところにより、普通地方自治公共団体の長の職務を代理する。」という規定がございます。それで現在、もちろん名護市副市長定数条例においては、書かれていますとおり2人以内というのがありますが、今現在いない状況の中で提案理由としては欠員が生じているからということでありますが、この地方自治法の副市長の職務に鑑みまして、現在名護市には政策調整官もおられる。そして企画を担当するということで地域政策部長もおられるということで、今後、金城現総務部長も4月に総務部長に昇任なさったということで、今後の市政運営、企画、政策全般に対する役割分担とか、今後どういう形で見ておられるのか。その辺を市長に確認したいと思って質疑をいたしました。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 副市長の任務についてということだとお伺いをしておりますが、これまでの名護市においても、従前副市長がおられて、特別職ということでその任に当たっているわけでございます。先ほど地方自治法の中で副市長の定義についても読み上げていただきましたが、政策調整官と副市長はまた別になりますので、副市長は副市長としての任に当たっていただきたい。そのように思っております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 今の市長のご答弁で、現在の政策調整官はそのまま在職するという前提で、今回副市長の選任について提出されたということであります。総務部長は欠員になりますけれども、それはまた内部からの昇格とか人事異動ということも考えておられるのでしょうか。特に4月に総務部長に昇任されたばかりなのに、本当にかなめの総務部ですので、非常に重大な、まだまだ年度の半分ぐらいもいかないところで交代ということであるので、その辺の今後の運営の方針を具体的に、わかる範囲でいいですけれども、今考えておられる範囲で明らかにしていただければ、スムーズに今後の副市長の仕事もやりやすくなるのではないかと思って質疑をいたします。 ○大城秀樹議長 渡具知武豊市長。 ◎渡具知武豊市長 政策調整官については、今後そのまま政策調整官として置いておくのかについても、これから検討していきたいと思っております。そして総務部長については、適切な人事配置ということで、これまでの経験等も含めて検討していきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって同意第8号の質疑を終わります。 続きまして同意第9号 監査委員の選任について質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって同意第9号の質疑を終わります。暫時休憩いたします。休 憩(午後4時19分) (当局退席)再 開(午後4時19分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。同意第8号 副市長の選任につきましては、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 お諮りいたします。同意第8号につきまして、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって同意第8号は、原案のとおり同意されました。 お諮りいたします。同意第9号 監査委員の選任につきましては、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。そのように決定されました。 お諮りいたします。同意第9号につきまして、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって同意第9号は、原案のとおり同意されました。 午前中に開催されました広報広聴委員会の結果について報告いたします。広報広聴委員会委員長に翁長久美子議員、副委員長に仲尾ちあき議員、名護市議会だより編集部会員に長山正邦議員大浜幸秀議員吉居俊平議員が選出されました。委員の皆様には、市民意見交換会等諸活動並びに、名護市議会だよりの広報活動にご尽力を賜るとともに、議員各位におかれましては、ご協力をよろしくお願いいたします。以上で報告といたします。 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。散 会(午後4時23分)...